子どもの習い事で、親の方が折れそうになった話

整える暮らし

親の勝手な願いから始まりました

正直に言うと、息子には何かスポーツ系の習い事をしてほしいと思っていました。
できれば団体競技です。

自分自身が子どもの頃にそういう経験をして成長できたと感じているからです。
休日に朝からダラダラ過ごすだけではなく、外に出て何かに取り組んでほしい。
そんな親の勝手な理想がありました。

そんなとき、息子が「やってみたい」と言った競技がありました。
その瞬間を逃したくなくて体験に参加し、そのまま習い始めることになりました。


見えてしまった現実に親が落ち込みました

けれど、始めてすぐに気づきました。

息子は、正直かなり不器用でした。
運動神経がいいタイプではなく、周りの子と比べてもついていけていないように見えました。

それを見て落ち込んだのは、息子ではなく親の自分でした。

「このまま続けて意味があるのだろうか」「つらい思いをするだけではないか」

そんなことを勝手に考えてしまいました。

知り合いに少し話を聞いてもらって慰めてもらったりもしました。
それでも答えは出ないまま、とりあえず続けさせることにしました。


比べてしまう気持ちと向き合う日々です

同じ学年の子と競い合う環境なので、どうしても差が目に入ります。

もし平均くらいなら悩まなかったと思います。
でも息子はかなり遅れているように見えました。

自分も同じ競技をやってきたからこそ、余計にもやもやしてしまいます。
「見ない方がいいのかな」と思ったこともありました。

それでも何もしないままではいられず、家で自主練を始めました。

ただ、最初はまったく成果が見えませんでした。
当たり前なのですが、親の心が先に折れそうになります。

時には少しきつく言ってしまった日もありました。
あとで自己嫌悪になることもありました。


15分でもいいから続けることにしました

あるときから考え方を変えました。

長くやらなくてもいい。完璧じゃなくてもいい。

とにかく「庭に出て15分だけやる」
それだけを目標にしました。

できたら褒める。一緒にやる。
ネットで調べたり、周りに聞いたりもしました。

そして一年くらいかかって、ようやく自主練のリズムができてきた気がします。


少しずつ見えてきた変化がありました

ある日、練習を一日じっくり見る機会がありました。
そこで息子に今必要なことが少しわかった気がしました。

焦らせるより、まずは基本を積み重ねること。
自信をなくさないように支えること。

そんな日々を続けて約一年半。

最近ようやく、小さな成果が見えてきました。
息子自身も「前よりできる」と感じている様子があります。

それが本当にうれしかったです。


今できる関わり方を大切にしたいです

正直、まだ答えは出ていません。
この先どうなるかもわかりません。

でも、今思うのはこれだけです。

できる子でも、できない子でも、
親ができるのは「今の時間を一緒に過ごすこと」なのだと思います。

結果よりも、今の関わり方。今の積み重ね。

この時間を大切にしながら、これからも寄り添っていきたいです。

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