東野圭吾作品の中でも、ドラマや映画で人気の高いシリーズといえばガリレオシリーズです。
自分も最初は映像から入りました。
福山雅治さん演じる湯川学の独特な雰囲気や、事件を論理的に解き明かしていく爽快感がとても好きで、ドラマも映画も楽しんで観てきました。
キャストも本当に魅力的で、映像作品としての完成度の高さもガリレオシリーズの大きな魅力だと思います。
一方で、小説については少しハードルを感じていました。
理系の専門用語が多そう。難しくてイメージしにくいのではないか。
そんな印象があり、なかなか手を伸ばせずにいました。
そんな中、図書館でたまたま『探偵ガリレオ』を見つけて、「試しに読んでみようかな」と軽い気持ちで借りてみました。
結果から言うと、想像以上に読みやすく、面白く読めました。
今回は、映像から入った自分が原作1作目を読んで感じた魅力をまとめてみます。
映像から入ったからこそ原作が読みやすかった
正直、小説を読む前は少し身構えていました。
ガリレオシリーズは、科学的な理論や現象が事件の鍵になることが多く、文字だけで理解できるのか少し不安もありました。ですが、実際に読んでみると、思っていたよりもずっと自然に読み進めることができました。
その理由のひとつが、すでに映像で世界観を知っていたことだと思います。湯川学の話し方や表情、事件を考える姿が頭の中ですぐに浮かびます。
草薙刑事とのやり取りも、映像のイメージがあるからこそスッと入ってきました。
専門用語が出てきても、映像で湯川先生が説明している場面を思い出すような感覚で読むことができ、ほとんど抵抗はありませんでした。
むしろ、映像で観ていたからこそ、小説の場面がより鮮明にイメージできたように思います。
小説ならではの面白さを感じた
映像作品ももちろん面白いですが、小説ならではの魅力も強く感じました。特に印象に残ったのは、事件の背景や登場人物の心理描写です。
映像ではテンポよく進んでいく場面も、小説では細かな感情や空気感まで丁寧に描かれています。事件の不気味さや、少しずつ真相に近づいていく緊張感も文章だからこそ味わえる面白さがあります。
また、湯川学というキャラクターの頭の回転の速さや独特な視点も、小説だとより深く伝わってきました。理屈っぽいだけではなく、人間としての魅力も感じられます。
ドラマで好きだったキャラクターが、小説でさらに好きになる感覚がありました。
大人になって読むと見え方が変わる
若い頃に読むのと、今読むのとでは感じ方も変わるのかなと思いました。
映像で観ていた時は、トリックの面白さや湯川先生のカッコよさに目がいっていました。
でも今、小説を読むと、事件の背景にある人の感情や事情にも自然と目が向きます。
なぜその行動を取ったのか。どんな思いがあったのか。
そういった部分まで考えながら読めるのは、大人になった今だからこその楽しみ方かもしれません。単なるミステリーの面白さだけではなく、人間ドラマとしても楽しめる作品だと改めて感じました。
これからシリーズを読み進めたい
今回読んだのは1作目の『探偵ガリレオ』だけですが、かなり満足度の高い一冊でした。
映像から入った自分でも、まったく抵抗なく楽しめたのが一番大きかったです。むしろ、もっと早く原作を読めばよかったと思うほどでした。
これから『予知夢』や『容疑者Xの献身』など、シリーズを順番に読み進めていきたいと思っています。映像で知っている作品を原作で読む楽しみもありますし、文章でしか味わえない魅力も感じられそうです。
まとめ
ガリレオシリーズは映像から入った人でも、原作小説を十分楽しめる作品だと思います。
専門用語が多そうで難しいという印象がありましたが、実際に読んでみると想像以上に読みやすく、世界観にも入りやすかったです。
映像で観ていたからこそイメージしやすく、自然に物語へ入り込めました。
ガリレオが好きで、まだ小説を読んでいない方には、ぜひ1作目の『探偵ガリレオ』から手に取ってみてほしいです。自分もこれからシリーズを少しずつ読み進めていきたいと思います。
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