イクサガミは面白い?読む順番と40代父親が感じた“家族の物語”

読書

今村翔吾さんの人気シリーズ『イクサガミ』。
「面白いの?」「どんな話?」「読む順番は?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。結論から言うと、圧倒的に面白いです。

ただのバトルロワイヤル小説ではありません。
血のつながりがなくとも生まれる“兄弟姉妹の絆”、そして主人公が娘や妻を想う気持ち。
40代で父親である自分には、そこが強烈に刺さりました。

この記事では、

  • イクサガミのあらすじ(ネタバレなし)
  • 作品の魅力
  • 読む順番
  • どんな人におすすめか

をまとめます。


イクサガミとは?(ネタバレなしあらすじ)

物語の舞台は明治初期。
時代に取り残された剣士や腕自慢たちが集められ、「蠱毒(こどく)」と呼ばれる命がけの戦いに参加します。勝者に与えられるのは莫大な賞金。参加者それぞれに事情があります。

金のため。
大切な人を守るため。
過去と決着をつけるため。

単なる殺し合いではなく、それぞれの背景や想いが物語を重く、深くしています。

戦術、同盟、裏切り。
状況は刻一刻と変化し、生存者は絞られていく。読み始めたら止まりません。


イクサガミの魅力①:ただのバトルロワイヤルじゃない

「バトルロワイヤル」と聞くと、派手な戦闘だけを想像するかもしれません。ですが、イクサガミの魅力はそこだけではありません。

戦いの裏で描かれるのは、人と人との関係性

参加者同士の駆け引きや信頼、裏切り。
共に過ごす時間の中で芽生える感情。

戦闘シーンは迫力満点ですが、それ以上に“人間ドラマ”が熱い。だからこそ、最後まで感情が揺さぶられます。


魅力②:主人公の「家族を想う気持ち」が胸を打つ

個人的に一番刺さったのはここです。

主人公は、ただ勝ちたいわけではありません。
彼の根底にあるのは、家族への想い

娘のこと。妻のこと。

命を懸ける理由が“金”だけではない。自分も父親だからこそ、その覚悟の重みが伝わってきました。

さらに物語には、血がつながらない兄弟姉妹のような関係も描かれます。
同じ時間を過ごし、同じ戦場をくぐり抜ける中で生まれる絆。

「家族とは何か?」を問いかけられるような瞬間が何度もあります。

40代の父親世代にも、間違いなく刺さる部分があるはずです。


魅力③:続きが止まらない構成

シリーズが進むにつれ、「蠱毒」のルールや背景が少しずつ明らかになります。

脱落者が増え、状況が変わり、兄妹による継承戦も動いていく。伏線が張られ、回収され、また新たな謎が生まれる。「次巻が待ちきれない」と本気で思える構成です。

最終局面では死闘の連続。
終わってほしくないのに、ページをめくる手が止まらない。

自分の中では、間違いなくベスト小説の一つです。


イクサガミの読む順番は?

現在の刊行順は以下の通りです。

  1. イクサガミ 天
  2. イクサガミ 地
  3. イクサガミ 人
  4. イクサガミ 神

基本的には刊行順に読むのがおすすめです。

人物関係や蠱毒の構造は巻を追うごとに変化していくため、途中から読むと理解しづらい可能性があります。順番通りに読めば、世界観にしっかり入り込めます。


こんな人におすすめ

  • バトルロワイヤル系が好き
  • 歴史×エンタメ作品が好き
  • 家族や絆の物語に弱い
  • 続きが気になって仕方ない作品を探している

歴史小説をあまり読んだことがない人でも、エンタメ性が高いので入りやすい作品です。


まとめ:戦いの物語であり、家族の物語でもある

イクサガミは、激しい戦いの物語です。
でもそれだけではありません。

大切な人を想う気持ち。共に生きた仲間との絆。命を懸ける理由。

その感情があるからこそ、戦いがただの暴力にならない。40代で家族を持つ今だからこそ、この物語は強く心に残りました。

もし「読むか迷っている」なら、まずは一巻。
きっと止まらなくなります。

コメント