警察小説やクライムサスペンスで人気の誉田哲也さん。
その作品の中でも、新宿・歌舞伎町の裏社会を舞台にした物語として人気なのが歌舞伎町セブンシリーズです。ただ調べてみると
・読む順番は?
・ゲノムやノワールは同じシリーズ?
・ジウシリーズとの関係は?
など、作品同士の関係が少し分かりにくい部分もあります。実は誉田哲也作品は、完全なシリーズというより同じ世界観の中で物語がつながる構造になっています。
そのためこの記事では、歌舞伎町シリーズを中心に、関連作品やジウシリーズとの関係も含めて**おすすめの読む順番(出版順)**を紹介します。
歌舞伎町シリーズの世界観は「ジウ」から広がる
誉田哲也作品のクライム小説を語るうえで外せないのが
ジウⅠ 警視庁特殊犯捜査係
ジウⅡ 警視庁特殊急襲部隊
ジウⅢ 新世界秩序
から始まるジウシリーズです。
警察、テロ組織、裏社会などが複雑に絡み合う壮大なクライムサスペンスで、誉田哲也作品の中でも特に人気の高いシリーズです。このジウシリーズで描かれた世界観は、その後の作品にもつながっていきます。
特に裏社会や犯罪組織の描写は、後に登場する歌舞伎町シリーズともどこか地続きのように感じられる部分があります。
そのため、誉田哲也作品を深く楽しむならジウシリーズから読むのもおすすめです。
歌舞伎町シリーズを中心に読むならこの順番
歌舞伎町シリーズと関連作品を含めて読むなら、次の出版順がおすすめです。
この順番で読むと、裏社会・警察・犯罪組織などの関係が少しずつ見えてきて、誉田哲也作品の世界観をより楽しめます。
「国境事変」「ハング」は歌舞伎町シリーズの入口
歌舞伎町セブンシリーズの前に読んでおきたいのが
- 国境事変
- ハング
の2作品です。
国境事変は国際犯罪をテーマにしたサスペンスで、犯罪組織や裏社会の動きをリアルに描いた作品です。そしてハングでは警察側の視点から、犯罪捜査や組織の動きが描かれます。
この2作品を読んでおくと、後に登場する裏社会の人物や組織の存在がよりリアルに感じられます。歌舞伎町シリーズを読む前の導入作品としてかなりおすすめです。
歌舞伎町シリーズの魅力
シリーズの中心となるのが、歌舞伎町セブンから始まる歌舞伎町シリーズです。
新宿・歌舞伎町という街を舞台に、裏社会で生きる人物たちがそれぞれの役割を持ちながら事件に関わっていく物語です。
情報を集める者
戦う者
裏で動く者
それぞれがチームのように動きながら事件が進んでいく構造は、スパイ映画やクライムアクション作品のような面白さがあります。テンポの良い展開と個性的なキャラクターが魅力で、読み始めると一気に世界観に引き込まれます。
ノワールは姫川玲子シリーズとのクロス作品
シリーズの中でも特に印象的なのが硝子の太陽 N ノワールです。
この作品は姫川玲子シリーズと世界観が交差する作品として知られています。
警察側の物語として描かれる姫川玲子シリーズと、裏社会の視点から描かれる歌舞伎町シリーズ。その二つの物語が重なることで、誉田哲也作品の世界観がより大きく広がります。
シリーズを読んできた人なら、思わずニヤリとしてしまう場面もある作品です。
まとめ|ジウから広がる誉田哲也ワールド
誉田哲也作品を楽しむなら、次の流れで読むのがおすすめです。
①ジウシリーズ
②国境事変
③ハング
④歌舞伎町セブンシリーズ
この順番で読むと、警察・犯罪組織・裏社会の関係がより立体的に見えてきます。さらにシリーズの世界を広げる作品として「ジウX」もおすすめです。
ジウシリーズの世界観を受け継ぎながら、新しい物語が展開される作品なので、誉田哲也のクライム小説が好きな人ならぜひ読んでみてほしい一冊です。
記事を書いていたら読み返したくなってきました。(笑)

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