幼稚園の娘と二人だけの特別なデート|今しかできない時間を大切に

整える暮らし

先日、幼稚園に通う末っ子の娘と、平日に二人だけで買い物に出かけた。
理由としては「娘にちょっとしたものを買ってあげたかった」というのもあるけど、それ以上に「たまには二人きりで過ごしたい」という気持ちが大きかった。
普段は仕事と家事のお手伝い、そして三人の子育てに追われる毎日。家族みんなで過ごす時間ももちろん大切だけど、「一人の父親」として、子ども一人ひとりと向き合う時間を持ちたいと思った。

この考え方の背景には、ビル・パーキンス著『DIE WITH ZERO(ゼロで死ぬ)』の影響がある。
本の中で語られている「今しかできないことに時間を使う」「お金よりも経験に価値を置く」というメッセージが心に残っていて、それを実際に試してみたいと思ったのだ。

普段は三人での外出になりがち

僕の家には、小学生の子どもが二人と、幼稚園児の娘が一人いる。
週末に家族で出かけると、どうしても一人に集中するのが難しくなってしまう。
誰かが我慢したり、誰かが後回しになったりする。
もちろん、それも兄弟のいる家庭では自然なことだけど、ふと「この子とだけ向き合う時間」を作りたくなる瞬間がある。
特に末っ子は、どうしても上の子に合わせる場面が多い。
だからこそ、今回の“平日デート”は、娘にとっても僕にとっても特別な時間だった。

幼稚園児だからこそ作れる今だけの時間

小学生になると、学校を休んで出かけるなんてことは難しくなる。
行事も増えるし、友達との予定も優先されるようになる。
そう考えると、「幼稚園の間に一緒に過ごせる時間」は本当に短い。
だから、少し手間でも、意識的に作っておきたいと思った。
一緒に歩いて、手をつないで、他愛もない話をするだけでも、その時間は何にも代えがたい。

DIE WITH ZEROを意識して過ごした体験

実際に娘と過ごした時間は、買い物だけじゃなく、カフェでおやつを食べたり、公園で遊んだりと、思っていた以上に充実していた。
娘は笑顔で、「今日は楽しいね」と言ってくれた。
その言葉を聞いた瞬間、僕の方こそ幸せな気持ちになった。
「DIE WITH ZERO」で語られていた通り、思い出こそが人生の“資産”だと実感した。
大きなことをしなくても、日常の中に小さな幸せはたくさんある。
それを見逃さずに拾っていくことが、豊かに生きるコツなんだと思う。

まとめ:今しかできない思い出を大切に

休日に一人で過ごす時間も、自分を整える大切な時間。
でも、娘と二人で過ごしたあの日は、それとはまた違う“心の充実”があった。
「いつかやろう」と思っていたことを、今やってみる。
たったそれだけで、記憶に残る一日になる。
子どもが小さい今だからこそ作れる時間を、これからも大事にしていきたい。
そして、家族や大切な人との思い出を、少しずつ積み重ねていこうと思う。

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