〜父親の筋トレは、暮らしと一緒に育つ〜
「今日はやらなくていいかな」って、何度も思ってきた。
筋トレって、毎回うまくいくわけじゃない。
やる気が起きなかったり、途中でスマホを見ちゃって気づいたら時間が過ぎてたり…。
特に、疲れている日や夜勤明けなんかは「今日はもういいか」って思いがち。
でも、最近はあまり「上手くいかないなぁ」って感じなくなってきた。
多分、うまくやるよりも、「続けること」の方が自分の中で大事になってきたからだと思う。
続けるために、こんな工夫をしてる。
・できるときに、できるぶんだけやる。
時間が取れない日は、スクワットを数回だけ。
それだけでも息が上がるし、太ももが張って「ちゃんとやった感」がある。
・子どもが寄ってきたら、もう割り切る。
集中できないけど、それも今だけの時間だと思って一緒に過ごす。
一緒にやってくれたらラッキー!くらいの感覚で。
・夜勤明けは無理しない。
力が入らない日は走るだけ。
それで気分が整うなら、それで十分。
・「筋肉の貯金を崩すのはもったいない」って気持ち。
今までコツコツ積み上げてきたものを、ムダにしたくない。
それが、不思議とモチベーションになってる。
周りの影響も、いい刺激になる。
近くに筋トレの上級者がいて、その人の体つきを見るだけで「よし、やろう」って気持ちになる。
SNSじゃなく、“実物の背中”が語ってくれる感じ。
そういう人が身近にいるのはありがたいし、自分にとっての静かなエンジンになってる。
子どもの成長と一緒に、やり方も変わってきた。
以前は、子どもたちが寝てから夜にトレーニングしてた。
走りに行くのも夜だったし、寝不足の中で無理してたこともある。
でも今は、学校に行っている間や、お風呂を自分たちで入ってる時間に筋トレすることもできるようになった。
「生活スタイルの変化に合わせて、やり方を変える」
これが、続けるコツなのかもしれない。
完璧じゃなくていい。でも、やめない。
筋トレって、結局は“暮らしと一緒に育てていくもの”だなと思う。
今日はこれだけでいい。
明日はもう少しできそう。
そんなふうに、自分と相談しながら続けていければ、それでいい。
たまに自分の体を鏡で見て「なんか微妙やな…」って思うこともある。
でも大会に出るわけでもないし、誰かと比べるものでもない。
「昨日よりちょっと調子いいかも」
その感覚を大事にしたい。
これからも、ムリせず、でもやめずに。
父親として、ひとりの人間として、暮らしに筋トレを根づかせていけたらいいなと思ってます。


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