40代になって感じるのは、体力だけじゃなく「感情の余裕」も少しずつ削られていくということ。
仕事のこと、家のこと、人間関係。頭の中に常に何かが引っかかっていて、気づけば心に余白がなくなっている。
本当は子どもに優しくしたい。
それはちゃんと分かっている。
それなのに、ふとした一言にカッとなってしまったり、言わなくていいことを言ってしまったりする瞬間がある。
怒ったあとに来るのは、決まって自己嫌悪。
「なぜ、あんな言い方をしてしまったんだろ」
「もう少し余裕を持てたはずなのに」
このループ、きっと僕だけじゃないと思う。
僕が決めた「その場を離れる」ルール
そんな時に意識しているのが、説明しようとせず、その場を離れるというルール。
つい正しさを伝えようとしてしまう。
でも、感情が荒れている時に出る言葉は、だいたい強くなる。
だから言い訳もしないし、説教もしない。
部屋を変える。
ドアを閉める。
とにかく一度、距離を取る。
そこでやるのが——筋トレ。
切り替え用の「サクッと筋トレ」
本格的なトレーニングじゃない。
時間は3〜5分くらい。
・腕立て伏せ
・スクワット
・できる時だけ懸垂
ポイントは、呼吸が少し荒くなるまで動くこと。
これだけで、頭の中が一気に静かになる感覚がある。
怒りって、考え方の問題というより、体に溜まったエネルギーみたいなものなんやと思う。
それを言葉で処理しようとすると、一番近くにいる子どもに向いてしまう。
だから、体で外に出す。要するに気分転換。
戻った時、同じ景色でも見え方が違う
筋トレが終わって部屋に戻ると、不思議と同じ状況なのに見え方が変わっている。
「まぁ、いいっか」
「今はそこまで言わなくてもいいか」
感情がゼロになるわけじゃない。
でも、どうするかを選べる状態には戻れている。
この差は大きい。
完璧じゃなくていい
完璧な親なんていない。
イライラしない日なんて、正直ほとんどない。
それでも、「怒りをぶつけないための選択肢」を一つ持っているだけで、全然違う。
筋トレは、体を鍛えるためだけのものじゃない。
僕にとっては、自分を取り戻すためのスイッチみたいな存在。
うまくいかない日があってもいい
正直、毎回うまく切り替えられるわけじゃない。
それでもいいと思っている。
大事なのは、「次はこうしよう」と思えること。
怒ってしまった自分を責め続けるより、戻ってこられる場所を用意しておく。
それが、今の僕なりの答え。


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