昔は、小説を読むのは少しハードルが高いイメージがありました。活字だけだと情景をイメージしにくかったり、登場人物が頭に入ってこなかったり。
特に読み始めは、物語の世界に入るまで時間がかかることもあります。
でも、映像化された作品は最初から入り込みやすい気がしています。ドラマや映画で観たことがある作品だと、登場人物の顔や雰囲気が自然と浮かぶからです。
映像化作品はイメージしやすい
例えば、東野圭吾さんのガリレオシリーズ。湯川先生といえば、自分の中ではやっぱり福山雅治さんのイメージがあります。小説を読んでいても、自然とあの雰囲気が浮かぶので、物語に入りやすいんですよね。
マスカレード・ホテルもそうです。
木村拓哉さんのイメージがあることで、ホテルの空気感や登場人物のやり取りが頭の中で動きやすい。
池袋ウエストゲートパークも、ドラマの空気感を思い出しながら読める作品でした。
姫川シリーズも、竹内結子さんのイメージが強く残っています。
玲子の強さや繊細さを、小説でも自然に想像しながら読める気がします。
時代小説も映像のイメージが助けになる
これは時代小説でも同じです。
例えば黒田官兵衛が出てくる作品を読む時、自分の中では岡田准一さんのイメージがあります。大河ドラマを観ていると、戦国時代の空気感や人物像が頭に入りやすいので、小説も読みやすくなる気がします。
時代小説は少し難しそうに感じることもありますが、映像のイメージがあるだけでかなり入りやすくなると思っています。
映像化されると省略される部分もある
もちろん、映像作品にも魅力はあります。
でも小説を読むと、「ここ省略されていたんだ」と感じることも結構あります。映像化作品は、限られた時間の中で物語を描くので、少しダイジェスト版のように感じることもあります。
登場人物の細かい感情や、小さな会話。
その場の空気感や心理描写は、小説の方がより深く描かれていることが多い気がします。
だからこそ、映像を観た後に小説を読むと、さらに物語に入り込める感覚があります。
続編を読めるのも小説の魅力
映像化作品から小説に入ると、続編を楽しめるのも魅力だと思っています。ドラマ化されていない作品や、その後の物語を読めるのは、小説ならではです。
ガリレオシリーズも、映像化されていない作品まで読むと、さらに世界が広がっていく感じがあります。
映像から入って、小説でより深く楽しむ。最近は、そんな読み方もすごく面白いなと思っています。
今回の記事の中で触れた作品や、関連する読書記事はこちらです。気になった方はぜひ。
- 映像のイメージがあることで、物語に入り込みやすかったシリーズです。👉 ガリレオシリーズについて書いた記事はこちら
- 映像では描ききれない心理描写や重さも、小説の魅力だと感じています。👉 姫川シリーズについて書いた記事はこちら
- 最近は、少しずつ読める短編集の良さも好きになってきました。👉 短編集について書いた記事はこちら

コメント